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【初心者必見】2022年度、おすすめ米国株投資!

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最近よく米国株をが良いと耳にする機会が昔と比較し増えました。

実際に米国株指数への注目が高まっており、史上最高値を年々更新し続けています。米国株に投資をしたいと思っても、銘柄数は6,000以上もあり迷う方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが米国株のETFです。

 

今回は投資初心者から中級者におすすめの米国株投資方法を紹介します。

 

 

 

米国株のETFとは

上場投資信託(ETF)一般的に、ある指標に連動する運用を行う、証券取引所に上場する投資信託のこと。指値や成行注文が可能です。

用語集 : 金融庁 (fsa.go.jp)

米国の証券取引所に上場し、市場で売買ができる投資信託を米国ETFといいます。

 

一般の投資信託との違いは、市場に上場していることです。

そのため、通常の株式を売買するのと同じように市場が開いている時間帯であれば、売買することが出来ます。

 

米国株のETFは様々な種類があります。

NYダウやS&P500といった代表的な株式指数と連動を目指すものから、

再生可能エネルギーなどの特定のテーマの指数に連動するもの、債権の指数に連動するものなどがあり、資産運用のプロが銘柄などの運用を行っています。

 

なぜ米国ETFが初心者におすすめなの?

冒頭にあったように、米国株の銘柄数は6,000以上もあります。

この中から、どの銘柄がいいか自分で探すのは専門的な知識も必要になり、投資初心者にはかなりハードルが高いといえるでしょう。

しかしETFであれば専門的な知識がなくても1銘柄購入するだけで、分散投資が可能になります。

 

たとえば、S&P500との連動目指した「バンガード・S&P500ETF」を1銘柄購入すれば、米国株500株に低コストで分散投資ができます。

 

たとえ1株ずつでも500株を購入するのはそれなりの資金が必要になってしまいますが、

ETFであれば少額から投資できるため、試しに米国株投資を始めたい初心者に向いている投資法となっています。

 

ETFを購入するだけで分散投資を行い、結果としてリスクを分散することができるのです。

 

米国のETFは日本円とドルのどちらで購入すべき?

米国のETFは日本円で購入することができます。

ただし、全ての米国ETFを日本円で購入できるわけではなく、限られた銘柄となる点は注意が必要です。

 

米国ETFを円で購入するか、ドルで購入するかは悩ましいところですが、資産の分散という意味では、ドルで購入するほうがいいでしょう。日本円とドルで資産を分けることでリスク分散を図ることができるほか、売買の都度発生する為替手数料を気にする必要がなくなります。

 

 

米国ETFは品揃えが豊富

日本のETHは200本ほど上場しているのに対し、米国ETFはその10倍近い数が上場しており、海外のETFは米国が多くを占めています。

 

ヨーロッパ、アジアなどのまとまった複数の国や地域などの、株価指数に連動するETFをはじめ、「金融」「IT」など特定の事業の株価指数に連動するETF、国やさまざまな種類の債権の指数に連動するETFなどがあります。

 

ほかには、環境をテーマにしたものや、金、小麦といった、特定の商品の指数に連動するETF不動産投資信託REITなどの指数に連動するETFなど、さまざまな指標に連動するETFが作られています。

 

そのため、ポートフォリオのバランスを調整するものとしても広く使われています。

 

 

米国株ETFを選ぶときのポイント3選

3つのポイント
  •  流通量は多いか
  •  経費率は安いか
  •  自分の投資スタイルに近いポートフォリオ

多くの米国ETFの中から、どんな銘柄を選んだらよいのでしょうか。

3つのポイントに分けて紹介します。

 

流通量は多いか

ETFを選ぶメリットの一つが、リアルタイムで取引できる点です。

日々の出来高が多い銘柄を選ぶことで、思いどおりのタイミングで取引がしやすくなります。

 

経費率は安いか

分散投資を目的としたETFを選ぶ場合、注意するべきポイントはコストです。

そのため、米国ETFの主なコストとなる経費率が安い銘柄を選ぶことが重要なります。

 

自分の投資スタイルに近いポートフォリオ

米国ETFポートフォリオは、それぞれに特徴があります。

高配当銘柄のみを集めたETFやS&P500構成銘柄のみを集めたETFなど、自分の目的にあった投資スタイルのETFを選ぶことで、できるだけ少数で目的をかなえることができます。

 

 

配当利回りETFおすすめ3選

ここでは、高配当利回りを目的にした3つのおすすめETFを紹介します。

iシェアーズ・コア米国高配当株ETF」(HDV)

特徴
  •  景気に左右されず安定している
  •  構成銘柄の数が少なめ

モーニングスター配当フォーカス指数をベンチマークとし、

財務状態が健全で質の高い74銘柄で構成されています。

対象銘柄が少なめなので、リスクの分散効果は限定的となっています。

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「SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF」(SPYD)

特徴
  •  景気に左右されやすい
  •  金融関連の高配当銘柄が多い

S&P500の採用銘柄のうち、高配当利回りの上位80銘柄で構成されるS&P500を

ベンチマークに運用。利回り重視の不動産セクターと一般消費財セクターの投資比率が高く、景気下落局面ではボラティリティ(流動性)がやや高くなります。

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「バンガード米国高配当株式ETF」(VYM)

特徴
  •  信託報酬が低い
  •  約400銘柄で構成されており、安定している
  •  分配金を安定して得ることが可能

米国の株価指数であるFTSEハイディビデンド・イールド・インデックスの

パフォーマンスへの連動を目指しています。

安定的に分配金を得たい人に適している銘柄です。

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S&P500構成銘柄ETFおすすめ3選

S&P500とは、2つある米国株市場に上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を

浮動株調整後の時価総額比率で加重平均し、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスにより算出された指数です。

 

iシェアーズ・コアS&P500ETF」(IVV)

特徴

・ 主に米国の大型株で構成

・ 信託報酬が低い

 

米国株式市場の大型株のパフォーマンスと値動きが連動する、

米国の大型株で構成されるS&P500指数と同等の投資成果を目標としたETF

 

「SPDR S&P500ETF」(SPY)

特徴

・ S&P500のETFで最も古い

・ 主に米国の大型株で構成

・ 総資産額が大きい

 

米国で最も古いS&P500に連動するETF

流動性が高いため、売りたいときに売ることができるというメリットがあります。

 

 

「バンガード・S&P500ETF」(VOO)

特徴
  •  信託報酬が低い
  •  純資産総額が急激に増加中

 

米国の大型株で構成されるS&P500指数と同等の投資成果を目標としたETF

S&P500と連動するETFの中では最も新しい銘柄ですが、非常に人気があり総資産額を伸ばしております。

 

 

ナスダック100指数連動ETFおすすめ2選

1971年2月5日の株価を基準値100として、ナスダック市場に上場している3133銘柄を

時価総額加重平均して算出された指数です。

 

 

「インベスコQQQETF」(QQQ)

特徴
  •  リスクは大きめ
  •  ITなど成長産業の構成率が高い

 

ナスダック100を指数とするETFの中では歴史が古く、メジャーな銘柄です。

ナスダック100指数に連動する投資成果を目指しています。

 

 

「NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信」

特徴
  •  ハイテク株が多め
  •  金融以外のセクターで構成

 

ナスダック総合指数から、金融以外のセクターで時価総額流動性が最も高い

100銘柄程度で構成されるナスダック100指数への連動を目指すETFです。

 

 

米国ETFを購入する際の注意点

ETFをドルで購入した際、米国ETFに限りませんが海外金融商品を持つことは

為替リスクも負うことになります。

 

たとえば1ドル100円で、100ドルの株を買うと円換算では、100ドル×100円=10,000円になります。

1ドル80円の円高になった場合、100ドル×80円=8,000円となります。

このように、株価が堅調でも円換算した時に利益が少なくなってしまう可能性があります。

 

ただし、円安相場になった時は、株価が低調でも含み益になる可能性があります。

 

 

初心者がETFを選ぶ時のポイント

初心者がETFを選ぶ時の5つのポイント

  • 商品内容
  • 分配金
  • 流動性
  • 運用コスト

 

①商品内容

国内株式や債券、REIT、商品など、

ETFによって投資対象やベンチマークが異なります。まず商品内容を確認し、

自分の投資スタイルにや目的にあった投資先を選ぶようにしましょう。

 

②分配金

ETFによって分配金の有無や回数が異なり、年4回実施されるETF

分配金が無いETFもあります。

証券会社のサイトで分配金の推移や利回りを確認することが可能です。

 

流動性

買い手や売り手が少ない、流動性が低いETFでは、

希望のタイミングで売買が難しい可能性があります。

出来高や売買代金の多い、流動性があるETFであれば希望のタイミングで

売買することが可能です。

 

④運用コスト

ETFには、信託報酬などの運用コストを示す経費率があります。

経費率とは、ETFの純資産総額に対するコストの割合のことです。経費率が

低いETFであれば、運用コストを低く抑えることができます。

 



まとめ

今回は、初心者の方向けに米国株ETFの良さを紹介してきました。

「米国株に興味があるけど何を買えばいいか分からない、、、」

そんな方の参考になれば幸いです。

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